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自分事として考える大切さ

  • 横田潤一郎
  • 2016年1月21日
  • 読了時間: 2分

今日から今年最初の東京でのお仕事です。

さて、毎度NHKネタで恐縮ですが、年始に行われていた印象的な番組について書いていきます。

SWITCHインタビュー 達人達

その道のプロがテーマに沿って対談するこの番組。

先日100回記念として凄い対談が行われていました。

104際の現役医師の日野原重明さんと、103歳の現役美術家の篠田桃紅さんによる、

100歳を超える超人対談。

日野原重明さん

最初は大丈夫かなと思って拝見していましたが、そんな心配は大変失礼だったと言うことにすぐに気付かされました。

本当にしっかりされている。

頭脳明晰とはこういう方の為にあるのだろうと思わされる程、はっきりとした受け答え。

年齢を重ねたからこそ出る重みのある言葉に聞き入ってしまいました。

お二人とも若い頃に結核にかかっておられました。

当時の結核と言えば、亡くなられてもおかしくない大病。

そんな中、お二人とも現在までご健在と言うのは、天に行かされているのではないかと思うほど、

重みと温かみのある言葉ばかりでした。

宝物の様なお言葉の中で、特に印象に残るお話がありました。

それは、街の人の声に応えていくコーナー。

若者が「やりたいことが見つからない」という話に対してでした。

浅はかな私なら、「そんなん自分で考えーや」って言ってしまいそうな話に対しても、

お二人のお答えは大変素晴らしいモノでした。

私たち大人が楽しそう姿を見せて来なかったのが原因なのではないかというお話でした。

自分の1/4~1/5しか生きていない若者に対して、自分たちの責任という言葉を使われた事に、

本当に大きな衝撃を受けました。

この様に何でも自分事として捉えておられるからこそ、100歳を超えられた今でも日々新しい事にチャレンジし、絶え間なく努力されているのではないかと考えさせられました。

叶うことならばこの様な素晴らしい年の取り方をしていきたいと感じさせてもらえる年始の素晴らしい番組でした。


 
 
 

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