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今治をまるごと味わえる食堂~彩菜食堂~

  • 横田潤一郎
  • 2016年5月2日
  • 読了時間: 3分

昨日書いた直売所に併設されている食堂。

彩菜食堂。

彩菜食堂

こちらの食堂では直売所に並んでいる様な地元野菜を、食事としていただく事が出来ます。

食材はほぼ全て今治産

直売所に併設されているだけあって、地元や農家の方へのこだわりを感じられる作りとなっています。

入り口では、この様な看板がお出迎えしてくれます。

彩菜食堂入り口

『ほんとにわかっとる?

農業はかっこええんよ。

人が生きるためのね

一番大切な仕事なんじゃけん

ここには自然が育くんだ

農産物の鼓動がある

さいさいきて屋』

素敵な絵と共に言葉が添えられています。

食べなきゃみんな生きていけない。

これは真理ですよね。

だけど、なかなか正面切ってこういう言葉で伝えてくれるところは少ない。

本当に勇敢な言葉だと思います。

店内はセルフ方式で自分の好きなおかずを取って、定食を作っていきます。

私の今回の定食はこんな感じにしてみました。

今治と言えばせんざんき(鳥の唐揚げ)。

そして、もう一品は鳥の甘酢付け。

これに、新鮮サラダ。このサラダにはアイスプラントも入っていました。

そして、具だくさんの豚汁です。

価格もリーズナブルで、これで600円前後だったと思います。

味ももちろん美味しかったですし、何より地元を味わえているのが何とも言えない嬉しさにつながってきます。

壁にもこんなPOPがあります。

『食材はほぼぜんぶ今治産。

毎日毎日、皮むいで切って、食堂のかあちゃんがつくりよるんよ。

いっぱい、いっぱい、食べてつかあ』

丁寧に作ってくれているのが分かり、嬉しくなります。

この食堂、入り口から始まり、本当に手書きのPOPが多いです。

店内を見渡すと、おかずを取るレーンの上にも。

イラストも大変味わい深くて、プロの方に依頼したのかなと思う、作品がたくさん並んでいます。

そして、これは他の今治の施設でも感じることですが、地元の言葉で書かれている物が本当に多い。

地元への愛とプライドが大きいんだなと感じてしまいました。

自分たちの言葉で伝えていただいた方が、伝わるモノも多い気がします。

直売所の野菜を使用

これはガイアの夜明けで知った情報ですが、この食堂や同じく併設のカフェでは、

直売所で売られている野菜も使用されているそうです。

それは、せっかく出荷してくださった農家さんの売れ残りを、少しでも減らしたいからという気持ちから。

農家の方が、売れ残るのが悲しいと言うことを受けて、

直売所で売られている価格そのままでレジを通して、ここなどで使用しているそうです。

売られている価格そのままで買い取りって、他の直売所ではなかなか考えられないコトなんじゃないですかね。

それだけ、さいさいきて屋の意識が高いって事がうかがえます。

この日使われている野菜も、食堂の入り口にしっかり展示されています。

地元の物を地元でいただく。

地産地消が叫ばれて時が経ちますが、ここではしっかりとそのサイクルが回っているんだなと感じる、

何度言っても素敵な直売所です。

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