レタスのファイトケミカル
- 横田潤一郎
- 2015年12月16日
- 読了時間: 1分
畑の新鮮なレタスを切ると、この様な、白い液体が出るんです。

これは、ラクチュコピクリンという苦味物質で、鎮静効果と鎮痛効果のあるファイトケミカルです。
名前といい、その効果といい、なかなかかわいらしいやつです。
ついついゆるキャラ、ピクリンちゃんを作ってしまいました。

さてこの液体がレタス本体に当たると、その部分が褐色に変わるので、
収穫時は切ってから液が出るのがある程度落ち着くまでひっくり返しておきます。
レタスを調理する時も、包丁を使わずに手でちぎりますよね。
これもラクチュトピクリンでレタスが変色しないため。
包丁で切ってしまうと細胞が壊れてしまい、ラクチュトピクリンが出てしまいます。
しかし、手でちぎればこの細胞の破壊が少なくなります。
だから変色を防ぐには、手でちぎると良いわけです。
手でちぎると綺麗に食べられるので、美味しく健康成分を摂取してください。
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