ビジネスが順調な時こそ、新規事業に取り組むべき
- 横田潤一郎
- 2016年2月5日
- 読了時間: 2分
今日は東京ビッグサイトで行われた東京ギフトショーであそぼーたんをPRしてまいりました。
今回は自社ブースではなく、東京都中小企業振興公社の事業化チャレンジ道場のブース内での出展です。

事業化チャレンジ道場は、
デザイン手法を用いた製品開発を体系的に学べる「売れる製品開発道場」と、
試作モデルをベースに、新事業として立ち上げるまでのプロセスを支援する「事業化実践道場」からなる、継続的な製品開発・事業化支援事業です。
私はこれに参加した訳ではなく、商品化直前からの販売サポート業務を行っていました。
ただその過程で、大変お世話になり非常に有難い存在でした。

このブースでは今回、事業化を行った6社が出展しておりました。

どこの会社さんも、加工技術は持っていても、それを完成品にするのは初めてという会社さんばかり。
中にはグッドデザイン賞を受賞された商品もあります。
ブースの方達とお話していると、自社内の風当たりの強さを感じておられるのがよく分かりました。
新規事業はすぐにお金に成りにくい活動です。
開発費や型代など投資金額も多くなりがちです。
その為、社内では風当たりが厳しいと言うのは頷けます。
ただ、その新規事業を進めなければならない理由を考えれば社内での立ち位置はどうなのかなと感じてしまいます。
NTTが固定電話の事業が安定しているからと言って、携帯事業を手がけなければどうなっていたでしょう。
JRが新幹線事業を始めなければ、また今行っているリニア事業を進めなければどうなるか。
あの大手のシャープでさえ、今会社存続の危機に瀕しています。
現状のビジネスが上手く行っている内に次のビジネスを創って行かなければ、
企業の持続的な活動は不可能になります。
企業はお客さんの為に、利益を上げ続けて、存続し続けなければなりません。
その様に考えれば、3年後・5年後・10年後の為に新しい活動をし続ける必要があります。
ましてや今はスピードの速い時代。
周りの変化が激しいだけに、長期的なプランをしっかり立てる必要はありませんが、
常に新しい事に目を向けていないと、お客さんから必要のない会社になるのも遠い話ではないと思います。
順調で利益を開発に回せる時こそ、新規事業に取り組むチャンス時だと思いますよ。
新規事業に取り組んでおられる方、社内の逆風に負けずに頑張ってください!
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