キャベツの歴史
- 横田潤一郎
- 2016年2月12日
- 読了時間: 2分
昨日ロマネスコについて書きましたので、この流れでキャベツの改良の歴史について書いていきます。

ロマネスコとキャベツに何の関係がと思われるかもしれませんが、この2つの野菜、基を辿れば同じ野菜から改良されたモノなのです。
昨日お話したように、ロマネスコはカリフラワーの一種です。
では、カリフラワーはどの様にして作られたのか。
時は約2,000年前に遡ります。
ギリシャ・ローマ地方でケルト人によって、野生化していたケールを栽培するところから物語は始まります。
ケールの茎の部分を何とか食べようと太らせて改良したのが、コールラビ。
蕾のできる花蕾部分を食べようと改良したのが、ブロッコリーやカリフラワー、ロマネスコもここに属しますね。
そして、わき芽の部分を食べようと頑張って、芽キャベツを作りました。
ここまでくると少し余裕が出て来たのでしょうか。
鑑賞用の葉ボタンが登場します。
そして、ケールの葉を大きくして食べようとしたところ、内の葉が巻き込んで大きくなる物が登場します。
内側の葉は柔らかいし、長い間貯蔵が出来るし、これは良いとなり、紫キャベツ・キャベツが登場しました。
この歴史を図にするとこんな感じになります(スマホで正しく表示されるか不安ですが)。
ケール
↓
コールラビ ←↓→ブロッコリー
↓ ↓
↓ カリフラワー
芽キャベツ←↓
↓
↓→葉ボタン
紫キャベツ←↓
↓
キャベツ
キャベツより、紫キャベツの方が先に登場しているのはなぜか。
非常に疑問に思い調べてみましたが、分かりませんでした。
これは次までの宿題と言うことにさせてください。

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