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新しいパッケージを通じて、既存の価値を拡げていく

  • 横田潤一郎
  • 2016年2月13日
  • 読了時間: 2分

先日の東京ギフトショーで「四国のいいもの~Made in Shikoku~」というブースに出会いました。

こちらのブースでは、今まであった商品の中身を変えずに、

パッケージのみを変えたコラボレーション商品が展示されていました。

せっかく良い物があっても、パッケージで魅力が伝わりきらないのは勿体ないですよね。

実際展示されている物を拝見しましたが、どれもオシャレでした。

竹輪のパッケージも今までのイメージが変わり、購買層も広がりそうな印象を受けます。

話を伺っていて凄いなと思ったのが、地元のデザイナーを使っていること。

愛媛のジュースセットのデザインを香川のデザイナーさんがデザインされたりしている様でした。

四国経済産業局のホームページにその時のカタログを見つけました。

四国のいいもの
四国のいいもの

四国のいいもの

四国のいいもの

今、地方創生が声高に叫ばれており、各所で色々な試みがされており素晴らしいなと拝見していますが、

結構外部からデザイナーやコンサルタントを入れるパターンが多いかと思います。

外部の知恵を借りて行うと言うのも、その土地の魅力を第三者的に捉え、

上手く伝えていく手段として有効だとは思いますが、この様な純粋な地方創生もまた大変魅力的に感じました。

ネットでの買い物が当たり前になり、みんながSNSを行っている時代だからこそ、

しっかりと価値の伝わるパッケージ、シェアしたくなるパッケージって非常に重要になっている気がします。

ただ、通り一辺倒な見栄えのするだけのパッケージだといつか消費者に飽きられてしまう。

それならば、その地域にしかない特色を活かしたパッケージになっていると、

購入する方にも買う楽しみが出来ますよね。

この取り組みも立派な新規事業だと思います。

既存商品✕新パッケージ✕新販路

新しい可能性を感じる素晴らしい取り組みですね。

この様な取り組みが進めば、地域色豊かなモノを多く目にする機会に繋がり、

楽しみだなと思うと同時に、自分もデザインを活かす勉強をしっかりしないとなと感じました。

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