事業の見直しをしてみよう
- 横田潤一郎
- 2016年2月25日
- 読了時間: 2分
年度末が近付いているので、今年行ってきた事業の見直しを行っております。
現状を把握した上で、次にどの様な手が考えられるか。
今回分析に使ったのは、SWOT分析です。

組織を取り巻く外部環境と組織内部との関係を分析して、ビジネスチャンスを見出すフレームワークです。
この分析では、組織の事業運営に関する要素を、強み・弱み・機会・および脅威に分類してそれぞれの要素を洗い出して、組織の方向性や経営資源を投入すべき事業などの決定を役立ちます。
強み・弱みは組織の内部環境
競合他社と比べて自社の経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の優劣を評価します。
機会と脅威は組織の外部環境
政治状況や法制度・経済情勢・社会環境や一般消費者の動向や一般消費者の動向・技術、
そして競合他社や市場動向などについて、自社に有利か不利か評価します。
本来この分析は組織全体について使われますが、今回はこの考え方は1新規事業に当てはめて分析してみました。
強みはその事業に対して行える自社の有利な点
弱みはその事業に対して自社が出来ていないこと
そして、機会にはその業界の動き。
今回は観光関係なので、外国人観光客が増えている事など。
脅威はその逆、少子化などが入りました。
私もあまり机上の空論は好きではないのですが、区切り区切りでこの様な見直しをしてみると、
今抱えている課題に対して、突破口が見えてきます。
行き詰まった時はあまり現実を見たくなくなりますが、
うまくいっていない時こそ、冷静に状況の分析をする必要が出て来ます。
そして、この分析を行う事のもう一つの大きな意味は、関係者間で状況の共有ができる。
結構人は認識にずれが生じてしまう物です。
情報には感情が伴いますし、見て来た物がそれぞれ違うから当然かもしれません。
その意識の違いを鮮明にして、問題点を共有化するためにはやはり視覚化って有効だと思います。
やってきた事をしっかり見直し、新しい一手を考えて行きます。
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