手芸店は何を提供しているのか
- 横田潤一郎
- 2016年3月31日
- 読了時間: 2分
昨日は大阪のあべのキューズモールにある、手芸店のABCクラフトさんであそぼーたんイベントを行いました。
あそぼーたんに関しては、こちらのブログをどうぞ

入り口の一番良い場所をご用意いただいたお陰も有り、大変好評の中、
無事終了する事ができました。
体験を通じて価値を伝える
以前も書きましたが、あそぼーたんの価値は商品そのものにあるのではなく、
作っていく過程にこそ価値があります。
今回ワークしてもらったのは、おなまえアクセサリー。

春休みに入ってこれから入学シーズンを迎えるこの時期。
自分やお母さん、おばあちゃんと一緒に作った想いの詰まった特別な物になりますよね。
でもこれはパッケージだけではなかなか魅力が伝わりきらない。
だからこそ、この様な機会を使って、その魅力を体感を持って感じてもらう事が必要だと感じています。
手芸店は何を提供しているのか
ABCクラフトさんでは、ワークショップを大切にされており、お客さんの中には毎週の様に来られている、ファンの方もおられました。
手芸店は手芸用品を売っているだけと言う発想では、物を売るという意識から出ることが出来ません。
しかし、手作りの楽しさを提供しているという意識になれば、
ワークショップという体験を販売するというのも当然の流れなのではないでしょうか。

CDが売れない昨今でも、ライブは今までよりも盛況だと聞きます。
インターネットが発展したからこそ、リアルの価値が見直されている部分もあると思います。
複製出来ない、一期一会の価値。
ワークショップにもそんな価値があるのかも知れません。
ワークショップで手作りの楽しさが分かれば、お店の商品も売れる。
そんな好循環が回っている様に感じました。
そして、ワークショップを通じて新たに感じた事があります。
それは、手芸店のワークショップって、おばあちゃんとお孫さんが共に過ごすのに良い場所だって事。
考えて見ると、おばあちゃんとお孫さんが長時間一緒に過ごせる場所って意外に無いように感じます。
そんな需要にも応えられるのが、手芸店のワークショップではないでしょうか。
春休み中で多くのお子さんにあそぼーたんを体験してもらいながら、その様な事を感じていました。
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