農業・農村・農業女子サポートマガジン「農業応援隊」
- 横田潤一郎
- 2016年4月21日
- 読了時間: 3分
本日は農業応援隊という雑誌をご紹介。
3月、6月、9月、12月の季刊誌で、こちらは3月号。
本来はもっと早めに書くべきなのですが、大阪に帰るタイミングが悪く、このタイミングになってしまいました。
農業・農村・農業女子サポートマガジン
こちらの農業応援隊は、「全日本農商工連携推進協議会」が発行する季刊誌で、
全国のがんばる農林漁業者や農林漁業をサポートする企業・団体のレポートをはじめ、 農政情報などをお届けする情報誌(全日本農商工連携推進協議会ホームページより抜粋)
会長を務めておられる都築さんのセミナーを拝聴する機会があり、その時から雑誌を購読しております。

毎号、全国での取り組みについて書かれており、色々な事例を知ると言う点で、非常に有難い雑誌です。
農業の現場のお話と言うよりは、どの様に生活者とつながるか、
どの様に価値を高めているか、理論ではなく、実践されている例を多く紹介されています。
情報を伝える事の大切さ
今回の特集は
「生産現場の情報発信 伝えることが、消費拡大につながる」
記事から抜粋すると、
“「モノ」としての農作物と一緒に生産現場から「情報」を届けることができれば、
農作物に高い付加価値を生み出すことができるのではないでしょうか。
食べものは、単なる道具とは異なり自分の身体の一部になるものですから、
消費者もその来歴について無関心ではいられません。
生産現場の情報は消費者にとっても大切な宝になり得ます。”

確かに、農作物がどの様にして作られているか、日頃それを知る機会もないのではないでしょうか。
昔伺った話では、畑のキャベツを見て「こんなところにもキャベツって有るんですね」と言った学生がいたとか。
確かに知らない人からすれば、キャベツはスーパーなどで売られているモノ。
関心が無ければそれ以上の事は考えないかもしれません。
情報を伝えるって、本当に大切な事ですよね。
商品の値段は伝えた分しか付けられないと、日頃から意識するようにしています。
その商品の持ち魅力をどれだけ伝えられるか。
それを100%に近付けていくことで、等価での販売が可能になると思います。
この事において、付加価値と言う言葉はあまり適切ではないと思います。
付加価値というのは、価値を付加する事。
元々持っている商品の価値を伝えるのに、わざわざ付加する必要もないと思います。
その商品の事を一番分かって生産者の方が、ありのままの価値を余すことなく伝える。
その事が、等価での販売を可能にするのではないでしょうか。
3月号には、勇敢に価値を伝えておられる生産者の方の実例がたくさん掲載されていました。
大変参考になる事例、参考にしながら自分なりの方法を模索していきたいと思います。
この雑誌、こちらのホームページから購入できますので、ご興味有る方は是非。
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