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販売力育成セミナーin高知

  • 横田潤一郎
  • 2015年12月6日
  • 読了時間: 2分

高知県の四万十町で行いました販売力育成セミナー、

今回はついに最終回となる第6回の模様を書かせていただきます。

四万十町農村環境改善センター、今回は和室です。

この日は販売実績を見ながらお金のお話が中心でした。

前日のお寿司の売上は38,600円、91個を完売なので平均販売単価は424円になります。

ここでお寿司の販売価格に注目してもらいたいと思います。

梅 300円

竹 400円

松 600円

日頃は400円以上の商品を作ることが無いとの事でしたが、今回に合わせて600円のラインナップを作っていただきました。

この600円を作ることにより、平均単価を424円まで上げることができました。

もちろん高い価格の商品を売るためにはそれに見合った内容にする必要があり、その努力が必要になってきます。

また、日頃販売していない価格帯での販売は気持ちの面でも抵抗が有るもの。

ただ、この高い価格の商品販売に挑戦するかしないかで、この平均販売単価は大きく変わっていました。

米こめフェスタで用意した商品はご夫婦で6時間かけて作られたとのこと。

時間的・体力的に作る数の限界がある中では、如何に1個単価を上げて行けるかと言うのも、売上に大きく関わってきます。

さらに重要なことは、これによりもたらされる利益。

原価率はうかがっていないのですが、仮に50%の原価率だとした場合、それぞれの粗利は

梅 150円

竹 200円

松 300円

となります。

1万円の粗利を出すためにはそれぞれ

梅 67個

竹 50個

松 34個

の販売が必要と言うことになります。

もちろん、それぞれの組み合わせを上手く使って行くと言うことも大切ですが、

「この価格で何個売れば、いくらの利益が出る」って事も意識する必要が出て来ます。

どんなお仕事でも利益を出していかなければ、継続する事が出来ません。

継続し続けるためにはいくら必要なのか。この意識がやはり必要になってきます。

と言うことを書きながら理想とするのは

“お客さんにどれだけ喜んでもらえるか”を考え尽くして、結果として利益が出る。

いくら儲けるためにやるとなると、利益至上主義になり、おもしろい仕事は出来ないですよね。

常に利益だけを考え続けるのは危険な事ですが、

今日もあなたの商品を楽しみにしている人の為にも、継続して良い商品を提供し続けるために利益を出し続ける。

それも立派な顧客サービスだと考えています。

しまんと町地域雇用創造協議会さんでのこの日のご報告はこちら

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