安すぎる理由を言わなければ売れない
- 横田潤一郎
- 2016年1月9日
- 読了時間: 2分
おはようございます。
今日は十日戎ですね。
さて、以前「分からないから安い方を買う」というタイトルでブログを書かせていただきました。
前回のブログはこちら
昨日それとは逆の体験を致しました。
スーパーに紅茶を買いに行った時です。
棚にはかなりの種類が並んでいました。

Liptonに、日東紅茶、プライベートブランドであるトップバリューが並んでいます。
売られている中で、それぞれ一番少ないタイプで価格比較してみると、
Lipton 127円/10個入り(12.7円/1個)
日東紅茶 197円/25個入り(7.88円/1個)
トップバリュー 147円/25個入り(5.88円/1個)
しかしこの他に、異彩を放つ商品がありました。
トップバリュー 155円/50個入り(3.1円/1個)
ロット数は違うとはいえ、1個単価がLiptonの1/4以下の値段。
これはもう紅茶とひとくくりにして良いのかも分からない様な価格差です。
紅茶に対して無知な私ですが、さすがにここまで価格が安いと買うのが不安になります。
本当にこれは紅茶なのか。
いったいどんな葉っぱを使っているのか。
ここまで安いと、怪しい、実に怪しいと。
以前書いた通り、分からないから安い方を買うとは言え、常軌をを逸した価格に対してはさすがに恐怖を感じてしまいます。
そこでパッケージを見てみるとこの様な表記がありました。

!“安さ”のポイント
ティーパックの個包装をなくして、コストを下げました。
確かに、各社のロット毎の価格を見ていると、梱包代がある程度価格に影響を与えている事は頷けます。
こう書いてもらうことで、一気に怪しさが妖しさに変わってしまいました。
もちろん個包装以外に品質を落としている部分があると思いますが、
少なくとも何も説明がないよりは断然説得力が出て来ます。
安くすれば売れるだろうと価格を下げてみたが売れない。
そんな時は、お客さんが怪しいと思っているのかもしれませんね。
価格の高い安いに関わらず、その価格である理由をしっかり説明しなければ売れない、
そういう事は共通なのかもしれませんね。
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