体験を感じさせるお土産
- 横田潤一郎
- 2016年1月5日
- 読了時間: 2分
吉野川サービスエリアで見かけたお土産。
これが大変衝撃的でした。
“ねこカップ”
「くつろぎのひとときに、カップにぶらさげてブレイクタイム!
かわいいぶらさがりねこクッキーです」
このPOPと共に展示されているねこカップが回る様になっています。
動画の様子はこちらをご覧下さい。
これは本当に目を引きました。
物はただのクッキーなのですが、“カップにぶらさがる”という特徴を付ける事により、
ティータイムが楽しくなるという体験を提供している。
いつも飲むコーヒーにこれを付けたらいいだろーなーとか、
お客さんにこれを付けて出したら喜んでくれるだろーなーとか、
孫にこれを見せてあげたらかわいいって言ってくれるだろーなーとか、
自分事としてその体験を想像出来ますよね。
これを買う人は別にクッキーが欲しい訳じゃ無く、楽しいティータイムの体験が欲しい訳ですよね。
お土産としてはもう出尽くした感のあるクッキーですが、この様な機能を付けることによって、
クッキーという物の価値ではない、ティータイムを彩るという体験の価値へとジャンプアップ出来ているんですね。
その証拠に、買いたかったのですが全て売り切れてしまっていました。
正確に言うと、円柱形の12枚入りの物は全てなくなり、よく見る箱タイプの21個入りは1つだけ残っていました。
これだけかわいい商品なので、パッケージもかわいい方を選びたくなってしまいますよね。
色々考えさせていただいた、サービスエリアでの偶然の出会いでした。
吉野川サービスエリアに隣接する、ハイウェイオアシスの様子をご覧いただきながらブログを締めくくらせていただきます。

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