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リアル店舗の価値

  • 横田潤一郎
  • 2016年1月8日
  • 読了時間: 4分

リトルマーメイド ベルパルレ川東店に行ってきました。

こちらではカフェと本屋さんが同時展開されています。

カフェの中に本屋があると言えば良いのか、本屋にカフェがくっついていると言えば良いのか。

Book&Bakery Cafeと表記があるので、本が主なんですかね。

店舗の構造としては、入り口を入ると左手にパンが販売されており、奥のイートインスペースで飲み物と一緒に食べることも出来ます。

さらに奥には子どもの遊ぶスペースも設けられております。

そして入り口正面には本屋部門のオシャレな雑貨が数多く並べられています。

かなりの数有るので、ここだけでもゆっくり見ていると結構時間がかかってしまうぐらい。

そして雑貨スペースの左側に大きく広がっています。

本の展示も余裕を持ったスペースで本が並べられており、配置も工夫されているので、

オシャレで滞在しやすいスペースになっておりました。

各所に椅子が置いてありますし、カフェスペースに持ち込んで読むことも出来る様でした。

この様な作りはこのお店のコンセプトに凝縮されていると思います。

以下ベルパルレさんのホームページから抜粋

目指すのは「ママの隠れ家」

ゆったりした店内で本を読みながらゆっくりくつろげるそんな居心地の良い空間です。

実際カフェ部門でお買い物すると、石窯で焼いたパンの試食を付けてくださり、

初めてっぽいと思っていただいたのか、お店の説明とこの様なチラシをいただきました。

商品の食べ方提案

自分の所の商品をどの様に食べてもらうか。

レシピはWEBで紹介とありましたので、調べてみました。

レシピはこちら

またオシャレなレシピサイトですね。

そして、この様なチラシもいただきました。

ワークショップのお誘い

石窯パンを楽しむワークショップ

この様な参加型の企画まで作っているのですね。

また、これを説明していただいたスタッフの方々の対応が素晴らしかった。

押しつけがましい訳でもなく、短時間で過不足なく説明いただき、全く言わされてる感がなく、

私があなたに伝えたいんですってスタンスだったので、ストレスなく聞くことが出来ました。

これだけ立派な仕組みと施設だったので、大きな会社さんがバックについているのかなと調べてみると、

やはりtsutayaさんの関連会社だった様です。

でも、スタッフさん達の対応は全くマニュアルっぽくなくて、まるで個人店の様な対応でした。

レジでTポイントがたまる店以外は、店内を回っても、レシートを見ても全くtsutayaさんの陰が見えませんでした。

おそらく意図的なんだと思いますが、大企業感を極力抑えて、フェイス トゥ フェイスの価値を生み出しているのではないかと思います。

今は本はインターネットで買えますし、電子書籍なら待ち時間もなく、置き場に困ることもありません。

だからこそ、紙の本の良さを伝える為の最適な環境を整え、本を購入しに来るだけの場所ではなく、

ゆったりした店内で本を読みながらゆっくりくつろげる居心地の良い空間を提供している訳ですね。

この空間がライフスタイルの一部になり、ライフスタイルの一部になった所で買い物をする。

どうせ同じ物を買うなら、日頃お世話になっている所で買ってあげたいって言うのは人情ですよね。

その為に、快適な空間を作り、親子連れも安心して子どもを遊ばせられ、ワークショップでより深く関われる。

そして何よりなんども足を運ぶ中で店員さんと仲良くなる。

それを分かっているからこそ、店員さんの対応があんなにも完璧だったのかもしれませんね。

tsutayaさんと仲良くなることは出来なくても、店員さんとはとことん仲良くなれますもんね。

そんな事を考えさせられる良いお店に出会う事が出来ました。

さすがtsutayaさん。

そういえば蔦谷家電さんで行ったあそぼーたんの事を書いていませんでしたので、

次回はその事を書かせていただこうかと思います。

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